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| 感想: |
後輩なのに”さん”付けなのがへんなところだけど。
豊川さんは豊川さんなのです。
学生会誌関係のお仕事で学校の正面玄関で虚ろっていたところ。
お目目パッチリな豊川さんに遭遇。
アイラインを引いているんじゃないかと、いつもどおり疑惑ありげな視線で彼に眼を飛ばしていたら、彼が
「小説、読みましたよ!」
とスマイル。
あー
あー
えらいこっちゃ、えらいこっちゃ。
音楽部の彼が自分の小説を読むことになった理由。
それは、原油価格高騰のこのご時世、寒気を凌ぐ為に大量に黒い呪詛を綴った紙束を音楽部の部室のピアノの後ろに置いたからでした。
火でも点けて指を暖めれば、運指もなめらかになるのではないかと考えたのですが。
追い出しライブの打ち上げの時に、
「小説をピアノの上に置きました!」と発表し、
以外にも暖かい反応がありました。
まさか現音楽部部長、channel8(←スペル間違ってるかも)の不満の掃き溜め役、元サッカー部な彼に読まれてしまうとは。
それもそれ、現タイトル「誰も悪くないから」をさくっと読みましたと言うから更に仰天。
豊川さんとの出会いは自分が二年生の時。
高専初デビューをGLAYで共に飾り、先輩達の強い逆風に耐えてきました(豊川さんだけ)。
当時はギターヴォーカルとして名乗りを上げていた彼も、五年生の怖い先輩からダメ出しをもらった時は非常に落ち込んでいました。
CDを聴き直してこい、というのはあんまりにも酷かったですね。
その時から弄られキャラの毛色があったのでしょうか。
年が経つにつれて、周囲は彼の弱点を見つけては、しきりに攻めるようになっていたような気がします。
でも、彼の人の良さと言ったら、人の良いところしか見る気のない自分にとっては最高で、助かりました。
彼が部長であることで、周囲に少なからず不満があるようです。
しかし自分では、彼ほどの求心力と実直さを持った人間はそういないと思います。
弄られることで快楽と嫌悪を覚えてしまっても、それにより人間関係を築けるのなら、ずいぶん立派な武器を持って生まれたと思うんです。
channel8での豊川さんの立ち位置は非常に難しく、
彼自身の個性(キャラと音楽のセンス)が採用されるのは滅多にないそうです。
メンバー双方の話を聞いてみれば、音楽性が異なっているのは衆知の事実だそうで、それを一つにまとめる、もしくは異なった音楽性を持ちながらも、その個性を発揮するのが今後の豊川さんの課題だそうです。
彼については、いつも困った感じで苦笑いしたり、
ちょっと怒った感じで、弄られたりと、
そんなイメージが常なので、傍目から見て、幸福満タンではなさそうです。
そんな彼を満たしてくれる存在が、音楽であって欲しいのは自分の勝手な願望です。
しかし、ポップミュージックよりな彼の音楽性から推測する限り、満たされるためにはより多くの苦労が必要な気がしてなりません。
夜中かつ、十時間後に卒研発表という事で、かなり言葉まわりがよくありません。
豊川さんのことについてなら、さまざまな思い出があるので、デティール化された話がマシンガンの弾の如く浮かんでくる筈なのですが、かなり不調です。
こんな展開で話が終わってしまうのは本望ではありませんが、
最後に彼を取り巻くみんなに一言。
「もう少し、労ってあげようよ?(笑」 |
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